産経ニュース

「いぶき2号」公開…本年度中に打ち上げ 温室ガス観測衛星

ライフ ライフ

記事詳細

更新


「いぶき2号」公開…本年度中に打ち上げ 温室ガス観測衛星

本年度の打ち上げが予定される温室効果ガス観測技術衛星「いぶき2号」=11日午後、茨城県つくば市 本年度の打ち上げが予定される温室効果ガス観測技術衛星「いぶき2号」=11日午後、茨城県つくば市

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき2号」を報道陣に公開した。主な試験は終わっていて、本年度中に、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケットで打ち上げる計画だ。

 いぶき2号は、2009年に打ち上げた「いぶき」の後継機。左右の太陽電池パネルが翼のように広がると16・5メートルになる。高度613キロの軌道上から、地球全域の二酸化炭素(CO2)やメタンの濃度などを定期的に観測。いぶきよりも高精度になっているという。

 このほか、火力発電などで発生する一酸化炭素(CO)も観測。健康への影響が指摘される微小粒子状物質「PM2・5」や、すすの濃度も推定して、大気汚染の監視も行う。

 JAXAは「地球温暖化対策のパリ協定で掲げる、各国の温室効果ガス排出量の把握などに役立てたい」としている。

「ライフ」のランキング