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【編集者のおすすめ】自然栽培農業で障がい者自立支援 『あの青い空に向かって』佐伯康人著

『あの青い空に向かって』佐伯康人著
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 20代のとき、東京でロックバンド『Wizkids』のメンバーとして活躍した著者は、50代の現在、松山で障がい者支援施設を運営しながら、障がい者たちと化学肥料も農薬も使用しない自然栽培農業に取り組んでいます。

 障がいをもつ三つ子の父親になったことをきっかけに、著者は障がい者の就労問題に関心を持ちました。「給料はどれくらいですか」「3000円です」。見学したある障がい者施設での経験が著者に衝撃を与えます。3000円は日給ではなく、月給だったのです。

 著者の活動の指針となったのは、小倉昌男氏(ヤマト運輸元会長)でした。氏の著書でその思想や考え方に触れ、障がい者の本当の自立はお金そのものの支援ではなく、労働機会の提供、スキルの育成により障がい者自身が働いてお金を得る喜び、生きがいを見いだすことが最も重要と確信します。

 その実現のため、著者は自然栽培農業に挑戦します。試行錯誤の末、『奇跡のリンゴ』の木村秋則さんら多くの人たちとの出会いや協力で、活動は大きく成長。全国の仲間と「農福連携自然栽培パーティ全国協議会」を立ち上げるまでになります。

 「農業を通して障がい者が働く場を創出する」という「農福連携」活動を広げるべく、著者は今日も全国を飛び回っています。

 本書には、バイタリティあふれる著者のこれまでの壮絶な闘いと感動のエピソードが満載です。ぜひ、ご一読ください。(海竜社・1400円+税)(海竜社編集部・早川洋平)

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