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【びっくりサイエンス】山の遭難、ドローンで救え 暗闇の山中で初のロボコン開催

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【びっくりサイエンス】
山の遭難、ドローンで救え 暗闇の山中で初のロボコン開催

レスキューキットをぶら下げて飛び立つドローン=2017年10月、北海道上士幌町(トラストバンク提供) レスキューキットをぶら下げて飛び立つドローン=2017年10月、北海道上士幌町(トラストバンク提供)

 人間は山に入れないルールで、指定の場所からロボットを遠隔操作するか、自律的に行動できるロボットを使うことになる。ロボットの種類は限定されていないがドローンを使用するチームがほとんどだという。賞金総額は500万円。公式サイトで9月7日まで参加申し込みを受け付けている。

難度高め開発を加速

 コンテストを主催するトラストバンク(東京)の上村龍文取締役は「(2016年に)初めて開催しようとしたとき、『こんなに難しい課題に挑戦する人なんていない』といわれた」と振り返る。あえて挑戦的な目標を設定した過去2回のコンテストを経て、ロボだけでなく、ロボが集めた画像の解析手法や人工知能(AI)技術などが向上。救助用キットを地上に降ろすため、釣り具メーカーが作った電動リールを改良するなど、「主催側が考えもしなかった組み合わせやイノベーションが生まれる」(上村取締役)という。

 夜間開催となる今年は飛躍的に難易度が上がったが、「現場で役に立ち、命が救えるロボットの開発を加速できるのでは」と、上村取締役は期待を込める。大会期間中には、これまでに課題を達成したチームと地元消防関係者による共同訓練も行う。技術向上だけでなく、現場での実用に耐える運用体制の構築を目指す。(科学部 松田麻希)

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