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【老舗あり】神奈川県葉山町 日影茶屋 葉山とともに歩む名店

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 日影茶屋を一躍有名にした出来事がある。大正5(1916)年、社会運動家で自由恋愛を唱えた大杉栄は妻のある身でありながら、日影茶屋で恋人と密会を重ね、嫉妬したもう一人の“恋人”である新聞記者の神近市子に刺された事件の舞台となったのだ。大杉は一命をとりとめたが、自由主義的な風潮が流行した大正期を象徴するスキャンダルで「日影茶屋事件」として、小説や映画にも繰り返し取り上げられた。

 「葉山を含む湘南一帯は、開放的で時代の空気を敏感に反映する土地柄。事件もそんな空気のもとで起きたのではないでしょうか」(角田さん)と語るように、日影茶屋にはその後も文人や名士、さらには皇室関係者も利用する名店として名をはせる。

 料理店で再出発

 マイカーブームの到来に伴う日帰り客の増加で、日影茶屋は昭和47年、旅館の役割に終止符を打ち、日本料理店として再出発を図ることになる。今では日影茶屋が旅館だったことを知る人は少ないが、会食などで使われる旧客室棟の大広間は17畳と14畳の座敷からなり、正面には丸太柱が据えられるなど、旅館として栄えた名残をとどめている。

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