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【話の肖像画】富士そば会長・丹道夫(1)40年前からアルバイトにもボーナス

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【話の肖像画】
富士そば会長・丹道夫(1)40年前からアルバイトにもボーナス

富士そば会長・丹道夫氏(宮川浩和撮影) 富士そば会長・丹道夫氏(宮川浩和撮影)

 何時に出勤して何時に帰る、という程度のものはあるんですよ。でも、そばの湯切りは何回だとか、お客さんを見たら微笑むだとか、そういうのはないんです。そのときのムードにもよるし、従業員の体調だっていつも良いとは限りません。

 就労時間についても臨機応変です。例えば従業員が子供の迎えに行くので1時間早く帰りたいという場合は、一緒に働いている人同士の話し合いで代わってくれる人がいれば帰っていい。そのために書類を書いたりする必要はありません。いつも私が言っているのは、「細かいことはいいから、うまくやってくれ」ですから。(聞き手 櫛田寿宏)

                   

 【プロフィル】丹道夫(たん・みちお)

 昭和10年、名古屋市生まれ、愛媛県大保木村(現西条市)で育つ。東京栄養食糧専門学校卒業。一大そばチェーン「名代富士そば」を運営するダイタンホールディングスの創業者で会長。4度にわたり上京と挫折を繰り返し、埼玉県で弁当屋を起業。そこで得た資金をもとに昭和39年、友人と不動産会社を興す。41年に立ち食いそば屋チェーンを立ち上げ、47年にダイタンフード(現ダイタンホールディングス)を設立した。「丹まさと」のペンネームで作詞を手掛け、多くの演歌歌手に提供している。

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