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「将棋界は創作を超えた!」 人気ライトノベル作家が語る「かつてないブーム」

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盛り上がりは「予想外」

 将棋には数多くのドラマがある。だが、初心者にはそのすごさが分かりにくい。そのため、白鳥さんは自身のツイッターで、対局の見どころや、背景にあるストーリーを発信。羽生善治竜王(47)や藤井七段の話題など、万単位のリツイートを集める場合もあり、連載開始当初にはなかった「かつてない将棋ブーム」を実感しているという。

 「現在の将棋ブームは、将棋界の変化と、ITの変化がマッチしたからだと思います。AI(人工知能)の発展により、将棋の内容がガラッと変わり、藤井七段ら新しいスターが登場しました。一方で、以前はNHKで見るしかなかった中継が、今ではネットで終局まで見られるようになり、ファンの交流も増えました。正直、ここまでの盛り上がりは予想外です」

 同作は、綿密な取材データを駆使して執筆されている。主人公・八一のモデルの一人は、弱冠20歳で竜王を獲得した渡辺明棋王(34)。作中の「名人」は、羽生竜王をモデルにしているという。名人の「永世七冠」「通算タイトル100期」を期待する世間の風潮にあらがい、孤独を抱えながら名人と対決する八一の姿が胸を打つ。

 「将棋は男女が共に戦え、実力があれば若くても大人と戦える。若くして地位を獲得した主人公が、これを保とうともがき苦しむ-という題材は、青少年の葛藤を描くのに適しているな、と。近年のラノベ界の傾向として、『ダークヒーロー』の主人公が受け入れられやすいことも意識しています」

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