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スポーツクラブで「脳トレ」 慣れない動きで刺激与え

最初は右手どうしのじゃんけんから-。勝ったら負けた人の左手を握る。次はじゃんけんを左手で、手を握るのは負けた人…と、ルールはくるくると変わる=東京都葛飾区の「ルネサンス青砥24」
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 脳もスポーツクラブで鍛える時代-。今、大手スポーツクラブに認知機能向上を目的とした「脳トレ」プログラムが広がっている。いずれも体を動かしながら、計算など同時に頭も働かせるプログラムで、シニアに人気。大切なのはうまくできることよりも、間違うことなのだという。一体、どういうことなのか。(津川綾子)

                     

 「ああ~っ」というため息や笑い声が鏡張りのスタジオのあちこちから漏れる。スポーツクラブ「ルネサンス青砥24」(東京都葛飾区)のあるレッスンを訪ねると、運動着姿のシニア15人が、2人1組で向き合い、じゃんけんで盛り上がっていた。

 これは「ルネサンス」が脳神経外科医の助言を受け独自に開発し、全国49店で実施するプログラム「シナプソロジー」の様子。「2つのことを同時に行う」「次々変わる指示に対応して動く」「左右で違う動きをする」など、普段慣れない動きで脳に適度な刺激を与え、認知機能向上を目指す。

 冒頭のじゃんけんも、慣れない動きが加味されている。最初は右手で、次は左手で、とインストラクターの指示が次々変わり、常に頭を働かせなければならない。ため息は、それについていけなくなった人たちから漏れていた。

 ◆失敗するほどいい?

 毎回参加する同区の高橋征子(せいこ)さん(78)は、「時々混乱するけれど楽しい」。インストラクターの藤井直子さん(55)は「実はうまくいかず、脳が“混乱”することが大事。失敗すると、次は適応しようとして脳が反応し、それが活性化につながる」と話す。

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