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大規模農業の夢追い米国に 茨城・土浦出身の研修生、未明に畑で格闘 成功の秘訣探る

ジャガイモ畑に張り巡らされたスプリンクラーを点検する伊藤英二郎さん(左)と古村英之さん=3日、米オレゴン州マリン(共同)
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 米西部オレゴン州マリンのジャガイモ農場で働く日本人研修生がいる。夢は日本で大規模農業を成功させること。その秘訣(ひけつ)を探ろうと世界有数の農業大国である米国にやってきた。データに基づく徹底した栽培管理に効率経営-。忙しい毎日を送りながらも、新たな発見に心を躍らせている。

 「きょうは午前3時から働いているんです」

 眠そうな表情で現れたのは茨城県土浦市出身の伊藤英二郎さん(23)と、三重県木曽岬町出身の古村英之さん(22)だ。水と一緒にスプリンクラーでまく農薬の量を付きっきりで調節していたという。畑に農薬をむらなく散布するのに欠かせない大事な仕事だ。

 種芋の植え付けが終わり、6月から7月いっぱいは、生育を大きく左右する水と農薬の散布、肥料やりの期間だ。「最も忙しい9~10月の収穫期は、早朝から午前1時ごろまで仕事のこともある」と伊藤さんは話す。

 2人は公益社団法人「国際農業者交流協会」(東京都)の海外研修事業に応募し、米国に派遣された。現場での実習期間は1年2カ月。伊藤さんは昨年5月、古村さんは今年5月から働いている。

 伊藤さんは高校卒業後、地元のホームセンターに就職したが、農業への憧れを捨てられなかった。帰国後は祖父が耕す4ヘクタールの田んぼを引き継ぐ予定だ。

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