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「世界文化賞」受賞者の足跡を訪ねて(下)「目玉廊下」「南瓜」「大阪富国生命ビル」

横尾忠則現代美術館4階のアーカイブルーム入り口、通称「目玉廊下」は横尾忠則がデザインした=神戸市灘区
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 ■「目玉廊下」 神戸・横尾忠則現代美術館

 大阪、京都、神戸の関西の三都にも、高松宮殿下記念世界文化賞にゆかりのある作品は多い。

 第27回絵画部門受賞者、横尾忠則(1936年~)には、その名を冠した美術館がある。神戸市の横尾忠則現代美術館だ。昭和57年に造られた兵庫県立近代美術館の新館を改修し、平成24年に開館した。

 同県西脇市出身の横尾は神戸の新聞社に勤めていた新婚時代、この美術館近くのアパートに住んでいたこともあるという。4階建ての同館は、横尾の絵画やポスターなどの約1700点および資料を収蔵、2、3階の展示室で年3回の企画展を催している。

 隠れた人気スポットが4階アーカイブルームの入り口付近。横尾がデザインした、通称「目玉廊下」は記念撮影を楽しむ人も多い。同美術館から南に坂を下ると建築の巨匠、安藤忠雄(第8回受賞、1941年~)が手がけた兵庫県立美術館がある。南側の景観は意外に知られていないが、海に面したイタリアの古代建築を思わせる空間は魅力的だ。

 大阪と京都の間に位置するアサヒビール大山崎山荘美術館(京都府)では、地中館「地中の宝石箱」と山手館「夢の箱」が安藤の設計だ。地中館にはモネの「睡蓮(すいれん)」が常設され、山手館は企画展のメーン展示会場となっている。最寄り駅から坂道を上ると、歴史のある木造の本館と、違和感なくマッチしているコンクリート造りの2つの建物に出合える。

                   

 ■草間彌生の「南瓜」 フォーエバー現代美術館祇園・京都

 昨年6月、京都の花街、祇園の花見小路沿いにオープンしたのが「フォーエバー現代美術館祇園・京都」。第18回絵画部門受賞者の草間彌生(1929年~)のコレクターが、大正2年に建築された登録文化財「八坂倶楽部」を借りて開館した。

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