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【明治の50冊】(24)国木田独歩『武蔵野』 郷愁誘う自然美の描写

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 「鳥の羽音、囀(さえず)る声。風のそよぐ、鳴る、うそぶく、叫ぶ声…美しい日本語のリズムで描写される音風景。林の奥に座して耳を傾け、黙想する。明治の文学青年の間でも流行(はや)ったそうですが、忙しい現代にこそ、そういう豊かな時間の過ごし方も学びたい」(三保谷浩輝)

                   

 次回は8月20日、『氷川清話』(勝海舟)です。

                   

【プロフィル】国木田独歩

 くにきだ・どっぽ 本名・哲夫。明治4(1871)年、下総国(現千葉県)生まれ。東京専門学校(現早稲田大)を経て文学を志し、教師や新聞記者、編集者の傍ら雑誌などに寄稿。27年、「国民新聞」に日清戦争の海軍従軍記を連載。28年、佐々城信子と結婚も翌年離婚。30年、柳田国男、田山花袋らと共著詩集『抒情詩』、34年、小説集『武蔵野』(民友社)刊。その後、近事画報社で雑誌『婦人画報』などを創刊。自らも独歩社を興すが、40年破産。41年、肺結核のため36歳で死去。作品は他に「牛肉と馬鈴薯」「運命論者」「竹の木戸」など。

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