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【編集者のおすすめ】“オッサン活用”で勝つ方法 『逆転発想の人材・組織改革術』駒村純一著

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 「人生100年時代」と言われ、中高年のミドル転職が注目を集める昨今。50代を中心とした経験者を「第四新卒」と名づけて大々的な採用広告を打ち、“オッサン”を一括採用して成功を収めているのが、老舗の医薬品・健康食品メーカーの森下仁丹だ。

 「第四新卒」とは、新卒、第二新卒(卒業後1~3年)、第三新卒(大学院博士修了で未就労の人)に対し、社会人として長年経験を積んだ人材を指して名づけた、同社のオリジナル用語だ。

 同社代表取締役社長で本書の著者、駒村純一は「どんなにイキのいい新卒を採用しても、指導役がいなければすぐに辞めてしまう。彼らの指導役に適しているのは、現場の最前線で働く30~40代ではなく、その上の50代だ」と、オッサンを募集した理由を語る。

 実は駒村自身、三菱商事で30年間勤めたのち、52歳でさらなるチャレンジを求めて森下仁丹に転職。執行役員として入社し、「赤字30億円」という倒産危機からわずか3年でV字復活を成し遂げた「第四新卒の成功者」なのだ。

 転職以来、著者は125年の歴史を持つ老舗企業でさまざまな現代的改革を断行した。チャレンジ精神に満ちたベテランである「第四新卒」の募集は、大胆な施策をスピーディーに実行していくうえで必然であったという。

 本書では、著者が自身の15年間にわたる企業改革を振り返りながら、人生100年時代に対応する、オッサンを活用した組織で勝つ方法について語っている。(扶桑社・1500円+税)

 扶桑社書籍・ムック第一編集部 金谷亜美

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