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【編集者のおすすめ】『米朝急転で始まる中国・韓国の悪夢 岐路に立つ日本』

『米朝急転で始まる中国・韓国の悪夢 岐路に立つ日本』
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 ■風雲急の半島、アジア情勢

 今年6月12日に行われた米朝首脳会談。トランプ米大統領と金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の握手は、朝鮮半島にとって、アジア情勢において、どのような影響をもたらすのか? 本書は、会談直後に緊急刊行したもので、中韓ウオッチャーとして知られる両著者が、最新事情を網羅しながら分析した一冊です。

 4月27日、板門店で行われた南北首脳会談。北朝鮮に対して歩み寄りを見せる文在寅(ムンジェイン)政権が、在韓米軍には今後どのようなアプローチをとるのか注目が集まっています。さらに1970年代は6万4千人いた在韓米軍が3万人を下回るまでに減少。イラク戦争以降、米軍が縮小されている現実を、本書は指摘しています。

 最新のトピックを起点としつつ、中韓経済の状況にも言及。米国が中国製品に制裁関税をかける事態に発展し、中国がそれに対し報復処置をとるという「貿易戦争」に突入した。その契機となったのが、今年4月の中国通信機器大手、ZTEに対する取引禁止。先日解除されたものの、米商務省は今後もZTEを厳しく監視していくといいます。

 また、米中貿易戦争により、もっとも大きな痛手を受けるのが韓国経済。大韓航空をはじめとする財閥企業の問題点や、韓国に広がる「企業悪玉論」にまで対談のテーマは進んでいきます。

 風雲急を告げる朝鮮半島問題と、そこから拡大するアジア社会の大変化、さらには米国、ロシアの思惑…。国際情勢を深く読み解ける一冊です。(宮崎正弘、室谷克実著/徳間書店・1200円+税)

 徳間書店学芸編集部 田中大介

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