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【きょうの人】坂本香心さん(77)「後輩の目標になる書家に」 産経国際書展で高円宮賞

坂本香心さん(宮崎瑞穂撮影)
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  第35回記念産経国際書展に中国・唐の詩人、白居易の詩「夜聞歌者(夜歌ふ者を聞く)」を出品、書に対する姿勢や国際交流への姿勢も評価され、高円宮賞を受賞した。

 「名誉なことですけれど、さらに自分を磨きたい。若い頃自分が大先輩の背中を目標としたように、後輩に背中を見せられるような書家にならなければ」と先を見据える。

 神奈川県鎌倉市出身。小学2年生で、書家の森翠坡(すいは)氏に師事。6年生で大日本書芸院全国学生部の最高賞を受賞する。その後、母親の介護で一時書道から離れたが、昭和51年、実兄で同門の書家、齋藤香坡(こうは)さんが設立した国芸書道院に入会、書家として本格的なスタートを切った。

 60年に産経国際書会入会。兄を助けて後進の指導・育成に力を尽くしながら、平成5年に第10回記念産経国際書展で会長賞、11年には21世紀国際書展で最高賞のグランプリを獲得するなど、書家として実績を残してきた。

 また、14年から19年まで4回、中国で開かれた全日本代表書家作品展に出品、交流会を行うなど国際交流にも力を入れる。今秋には、台湾で開かれる「2018日本台湾交流書道展」で、現地の書家と交流する予定だ。

 今年から産経国際書会の理事長代行に就任、少子化などで書道人口が減る中、書道の裾野拡大に意欲を燃やす。

 「教えた子供たちががんばって書道を続けて成長し、今度は指導者として子供たちを教える。そういう流れがないと、大変なことになる。書道の文化が切れてしまいますから」(栫井千春)

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