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地盤情報で災害リスクを確認 活断層、液状化…住宅選びに活用

現地調査の報告をする地盤ネット総合研究所の横山芳春技術副本部長=東京都中央区
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 住所を入力するだけで、地盤の固さなどが簡単に分かる無料のインターネットサイト「地盤安心マップ」が注目されている。液状化、土砂崩れ、活断層の存在、河川の氾濫など災害のリスクが一目で分かる。地盤に着目した優良物件の不動産サイトや土地の特性にあった規格住宅など、地盤情報の活用も広がっている。(牛田久美)

 ◆被害は予測できる

 「西日本豪雨で浸水した岡山県倉敷市内の地域は、地盤安心マップが事前に赤色の表示で注意を呼びかけてきた地域と重なる」

 12日、東京都内で開かれた地盤解析会社「地盤ネット総合研究所」の緊急提言セミナー。横山芳春(よしはる)技術副本部長(40)=理学博士(地質学)=は10日付の新聞紙面に掲載された浸水地図と「地盤安心マッププロ」の地図を大型画面に映し出し「被害は予測できた」と語った。

 熊本地震の現地調査報告では「通り1本隔てて被害が違った。敷地内の固さが不均質で、山側へ傾いた家もあった」。大阪北部地震は活断層帯があり「今回は一瞬の縦揺れで終わったが、20~30秒続いたら熊本と同規模の被害が出た可能性があった」という。「災害は全国どこでも起こりうる。地盤を知って備えよう」と力を込める。

 ◆最新地震予測も反映

 さまざまな地盤情報を閲覧できる無料の「地盤安心マップ」(http://jam.jibanmap.jp/)。国土地理院発行の地形図に、活断層マップや災害履歴図、同社の地盤計測データなど16項目を重ねて公開している。提供元の同社は「戦後、宅地開発が進み、先人の知恵で、蛇落地悪谷(じゃらくじあしだに)などの旧地名で居住を避けた土地にも人が暮らすようになったのが近年の被害拡大の一因」と語る。

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