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【火星大接近】火星旅行は安全性・費用など課題山積 実現は2030年代?

月基地を出発して火星に向かう有人宇宙船の想像図(NASA提供)
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 人類の夢ともいえる火星旅行。米国は2030年代の実現を目指して国際協力を呼び掛けているが、安全性や費用面で多くの課題があり、ハードルは高い。

 米航空宇宙局(NASA)は国際宇宙ステーション(ISS)に続く有人宇宙拠点として、月を周回する基地を建設する構想で、22年にも建設に着手する。ここに火星へ向かう宇宙船をドッキングさせ、飛行士が乗り込み出発する。

 日米欧露などの宇宙機関でつくる国際組織は今年1月、構想の工程表を改訂し、火星を周回するだけでなく40年代には降り立つ青写真を描いた。政府間の正式合意ではないが、NASAや宇宙航空研究開発機構(JAXA)などはこれを念頭に研究を進める。

 ただ、火星飛行は片道で半年以上、探査期間も含め往復で2年超の長旅だ。飛行士が発がんリスクの高い宇宙放射線を極力浴びないようにする防護技術の確立や食料の自給、健康管理など解決すべき問題は山積している。

 火星飛行実現に必要な費用は、月基地だけで着陸機、ロケット、宇宙船などを含め35年ごろまでに総額十数兆円に上るとみられ、巨額資金をどう捻出するかも課題だ。

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