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【びっくりサイエンス】理科室の標本は語る 琵琶湖の魚は何を食べ、どう生きたのか

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 こうした解析の結果、ハスの食物連鎖における立ち位置は1910年代から60年代までほぼ横ばいで、70年代から80年代にかけて若干上昇した。90年代以降は下降に転じ、近年は60年代と同じ水準で横ばいとなっていることが分かった。

 加藤氏は「解析で分かったハスの食性変化が琵琶湖の環境変化とどう関係しているのか、今後検証を進めたい」と話している。

 ハスやイサザに限らず、生物の歴史標本から過去の食物連鎖の構造を復元する手法の開発が進めば、乱獲や外来種の侵入、周辺の開発による汚染などが、生態系にどのような影響を与えてきたかを理解する手掛かりが得られる可能性がある。生態系の管理や環境保全などへの活用が期待される。(科学部 松田麻希)

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