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【テクノロジー最前線】あたかも惑星に降り立つ宇宙飛行士 空冷式、水冷式ジャケットで猛暑に勝つ

JAXAの宇宙下着の技術を活用した水冷式ジャケット=19日、東京ビッグサイト(原田成樹撮影)
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 猛暑が続いた18~20日の3日間、東京・江東区の東京ビッグサイトはこの猛暑をビジネスチャンスにしようというたくましい熱気に包まれていた。

 平成16年から、ジャケットの中に風を送り込んで体を冷やす空冷式の「空調服」を製造・販売している空調服(東京)では今回、ジャケットに取り付けるファン(扇風機)の脱着をしやすいように改良した。

 23年の東日本大震災直後は1年で販売数が2、3倍に拡大した時期もあるが、現在でも前年比50%で伸びているという。とくに、当初は建設・土木業が中心だったユーザーも、製造業や物流業などに拡大。工場や倉庫全体を冷房で冷やすよりも省エネ効果が高いと好評だという。建設現場ではけがの予防などのため長袖が必須でこれまでの商品の中心は長袖だったが、同社では半袖や新たに導入するベストタイプで販売先を広げたい考えだ。

 リチウムイオン二次電池やファンなどのデバイスを空調服が他のユニホームメーカーに供給するほか、他にも多くの企業が参入しており、空冷タイプの市場全体が勢いづいている。当初は「着ぶくれ」するため、女性などが着用をいやがることもあったそうだが、最近は見慣れてきたのか抵抗感も薄れているという。20日まで開かれていた「猛暑対策展」(日本能率協会主催)のブースでも女性の説明員が着用してファッション性をアピールしていた。

 ■宇宙技術を応用

 空冷式よりも強力なのが水冷式だ。公益財団法人・日本ユニフォームセンター(東京)、帝国繊維(東京)が宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で開発したベストタイプはデザインもクールで目を引く。水が通るチューブが浮き出て見えるようになっており、左胸には「JAXA COSMODE (ジャクサ・コスモード)」のロゴが誇らしげに輝く。

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