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【ゆうゆうLife】残薬防止へ「薬が余っている」と薬剤師に伝えて 複数回に分けた受け取りもOK

さまざまな薬を、患者がきちんと飲めるよう、薬剤師の丁寧な指導が求められている(写真はイメージ)
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 東京都世田谷区の男性(75)から、「薬が余ったときに、処方箋の記載より少ない日数分の薬をもらうことはできますか」とのメールが寄せられた。複数の疾患を抱え、薬が増えると、つい飲み忘れも出る。残薬がある場合は薬局で薬を減らしてもらうことは可能だし、医師の指示があれば最初から複数回に分けてもらうことも可能だ。国がこの4月、ルールを明確化した。(佐藤好美)

                   

 男性は数年前、かかりつけ医でもらった処方箋を調剤薬局に出し、薬を一部だけ受け取れないか、と聞いたことがある。

 家に薬が余ってしまったからだ。年を取って薬の種類が増えてくると、飲み忘れで残薬ができてしまう。診察時に医師に伝えればよかったが、そのときは忘れていたり、医師が忙しそうで言いそびれたり。「雪だるま式に増えてしまうこともある」(男性)

 だが、薬局では当時、「できないんですよ」と、断られた。男性は「薬局で『半分だけ』とか『必要なだけ』とか薬を受け取れるといい。国の医療費だって節約になるはずです」と話す。

 残薬がある場合に、薬剤師が薬を減らして渡す「減数調剤」は、ここ2年ほどで急速に広がっているが、まだ徹底はしていないようだ。

 こうしたこともあり、厚生労働省は、処方箋の記載よりも少ない日数分の薬を出すルールを、平成30年度の診療報酬改定で明確化した。具体的には、患者が薬局で「薬が7日分余っている」と伝えたら、薬剤師が、その分を減らして調剤する。同時に、処方箋を出した医師に残薬の理由などを連絡する。

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