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【第89期ヒューリック杯棋聖戦】豊島将之新棋聖誕生で、八大タイトル8人分け合う“戦国時代”に 1人1タイトルは31年ぶり

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 しかし、近年は20代の強豪が台頭し“羽生一強”から勢力図が変わってきた。平成28年、当時四冠の羽生前棋聖は、名人を佐藤天彦(あまひこ)名人(30)に奪取された。翌年、王位を菅井竜也王位(26)に、王座を中村太地(たいち)王座(30)に、そして今回、棋聖を豊島新棋聖に奪われた。

 △AIでレベル上げ▲

 羽生前棋聖は40代後半。一般的に体力が衰えてもおかしくない。昨年12月、「永世七冠」を達成した際に「今回が最後のチャンスと思っていた」とし、「最近は将棋の内容が大きく変わってきていて、ついていくことが難しくなっている」と吐露していた。

 若手の台頭に寄与しているものの一つが、人工知能(AI)を搭載した将棋ソフトの登場だ。トップ棋士を破るほどの能力を備えた将棋ソフトは、局面を入力すると次の有力手が示され、多くの棋士らの参考になっている。

 昔の将棋の研究は、紙に書かれた棋譜を元に、駒を並べるのが一般的だった。コンピューターを使い始めたのが羽生前棋聖ら「羽生世代」。当時はデータベースとして利用した。

 次にインターネットが普及してネット対局ができるようになり、その後、将棋ソフトが登場。多くの若手棋士らが活用するようになった。実際に将棋ソフトで研究しているという村山慈明(やすあき)七段(34)は「研究熱心な若手は得る情報量も多い。ベテランは経験ではね返したが、若手は研究でカバーしている」と話す。

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