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読めるのは100年後 原稿眠る「未来図書館」 ノルウェーの森で式典

ノルウェー・オスロ郊外の森で、スピーチをする在英トルコ人女性作家、エリフ・シャファクさん=6月(共同)
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 100年にわたって毎年1作ずつ異なる作家に作品を書いてもらい、原稿を誰にも見せぬまま保管する「未来の図書館」プロジェクトがノルウェーで進んでいる。計画開始から100年後の2114年、保管された全100作品が首都オスロ郊外の森の木を材料として紙に印刷され、作品集が公開される。タイムカプセルのように現代の物語や出版の文化を未来に伝える壮大な取り組みだ。

 6月2日、在英トルコ人女性作家、エリフ・シャファクさんが書き上げた作品を受け取る式典。シャファクさんが原稿の入った箱を、プロジェクトの発案者で英国人アーティストのケイティ・パターソンさんに手渡すと拍手が森に響き渡った。

 「木の年輪を本の一章一章に見立ててみたらどうだろうと考えた」というパターソンさんは「これ自体が一つの生きた自然のアート作品」とプロジェクトを説明する。

 毎年秋にパターソンさんや出版関係者らが選んだ作家に依頼、翌春に作品を受け取る。「現代や未来の読者の想像力をかきたてる作品を生み出し、文学や詩の分野で多大な貢献をしている作家」が対象だ。言語に制限はなく、日本を含めたアジアの作家も候補になる。

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