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スマホで欠席連絡 進む保育園のICT化 「遠くの祖父母も孫の様子を見るのが楽しみに」

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スマホで欠席連絡 進む保育園のICT化 「遠くの祖父母も孫の様子を見るのが楽しみに」

コドモンの保育園用のトップ画面。パソコンが苦手な保育士でも使いやすい(スパインラボ提供) コドモンの保育園用のトップ画面。パソコンが苦手な保育士でも使いやすい(スパインラボ提供)

 「今は電話の数がかなり減った」

 東京都墨田区の私立認可保育所「小梅保育園」は、平成28年1月からICTシステムを導入した。主に登降園管理と写真の共有、個別連絡の機能を使用している。

 同園の台加津美主任は「以前は朝、子供を預かる多忙な時間帯に、欠席連絡の電話にも出ていた。今は電話の数がかなり減り、出欠一覧を見れば、お休みする子供と欠席理由がすぐに分かる」と導入後の変化を話す。他に重宝しているのは個別連絡の機能だという。「子供の体調があまり良くない時など、急なお迎えをお願いする前の段階から保護者と状況を共有でき、コミュニケーションを取りやすくなった」

 ICTシステムは、(1)お知らせの一斉配信や写真販売など、保護者とのコミュニケーションに関わる機能(2)指導計画書の作成、延長保育料の計算など事務作業に関わる機能-の2つを兼ね備えたものが一般的だ。

 現在、国内の導入実績数1位はスパインラボ(東京都)の「コドモン」。約1600園で使われている。同社の小池義則代表取締役は「多くの園が、毎年ほとんど変わらない指導計画書を手書きで書いていたりするが、システムを使えば、必要な記述を変えるだけで済み、子供たちに向き合う時間も増える。今まで慣例で行っていた作業の意義を見つめ直す機会にもなり、保護者の満足度の向上にもつながる」と話す。

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