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【西日本豪雨】ボランティアの注意点は? 専門家に聞く 「まずは情報集め」「廃棄するものにも思い出が」

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【西日本豪雨】
ボランティアの注意点は? 専門家に聞く 「まずは情報集め」「廃棄するものにも思い出が」

 熱中症対策を万全に

 一方、そうした作業の遂行に最も大切なのは安全の確保だ。「急がない。無理しない。暑くなるので熱中症対策を万全に」。休憩をこまめにとって水分、塩分を補給する。一人でも発症すると他の作業も止まってしまう。「自分だけでがんばらない。助け合おう」

 安全な作業に欠かせないのがきちんとした装備だ。「短パン、Tシャツは絶対だめ」。水害の後は、漂流物や泥水で不衛生になっており、くぎやガラスも散乱している。長袖、長ズボン姿で現地に入る。

 作業後は、手足の消毒と洗顔、うがいをすることも必要だ。

                   

 現地への往復も保険対象になる場合も

 全国社会福祉協議会は、「多くの地域で人命救助の段階」(9日)としながらも、各地の災害ボランティア募集情報の発信をホームページ(HP)で開始した。9日からは京都府福知山市や与謝野町、兵庫県丹波市などで募集と活動が始まっている。募集の状況は日々変わる。

 「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」(JVOAD)も「支援を行う際の参考情報」をHPで発信中。災害ボランティアセンターを通じた活動のほか、個別の分野に特化した活動などの情報も公開。妊産婦、子供、高齢者、障害者、外国人などが支え合うために役立つHPの一覧などもある。

 一方、現地での活動に参加する人たちのためのボランティア保険は、社会福祉協議会で加入できる。また、「傷害保険に入っていれば、ボランティア活動中も一般的に補償される」(東京海上日動)。損保ジャパン日本興亜も「出発前に入ることで現地への往復も保険の対象となる」と事前の加入をすすめる。三井住友海上も、「急に行くことが決まる場合が多いだけに、直前にスマートフォンやコンビニで加入できる一日だけの保険を活用して」としている。

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