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米METの特別展 ファッションと宗教の関係

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米METの特別展 ファッションと宗教の関係

宗教美術のモチーフを取り入れたジャンポール・ゴルチエのアンサンブル(1997~98年秋冬オートクチュールコレクション) 宗教美術のモチーフを取り入れたジャンポール・ゴルチエのアンサンブル(1997~98年秋冬オートクチュールコレクション)

 米ニューヨークのメトロポリタン美術館(MET)で、宗教とファッションの関係に焦点を当てた特別展「ヘヴンリー・ボディーズ(天国の身体)-ファッションとカトリックのイマジネーション」が開かれ、話題を呼んでいる。

 METの衣装研究所が毎年開催しているファッションの企画展シリーズで、昨年はアバンギャルドな精神を体現するブランド「コムデギャルソン」のデザイナー、川久保玲さんを特集し日本でも注目されたが、今年のテーマは「カトリック」。多様な信仰が存在する米国で、宗教はデリケートな題材とされる。いま美術館で宗教を扱う是非(ぜひ)、ファッションという世俗的テーマと信仰を結びつける是非など、同展は開催前から物議を醸したという。

 とはいえ会場に入ると、こうした議論を忘れるほど圧巻の内容だった。古代・中世からの細密なモザイク画、彫刻、刺繍(ししゅう)、ステンドガラスなどカトリックおよび聖書をモチーフにしたMET所蔵の宗教美術に加え、今回は特別にローマ・カトリック教会の総本山、バチカンが保管する、歴代教皇の法衣や色とりどりの宝石が輝く冠や指輪など約50点を借りて展示。その多くはバチカンを出たことがないものという。

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