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地方バブル、不透明売買 外資流入、路線価上昇率が4年連続首位のニセコ

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 4年連続で路線価の上昇率が全国1位となったのは、世界的スキーリゾートとして外国資本で活況を呈す北海道ニセコ地区の道道ニセコ高原比羅夫線通り(倶知安町)。路線価が5年で7倍に跳ね上がった「ローカルバブル」(不動産鑑定士)の現場を歩くと、タックスヘイブン(租税回避地)に拠点を置く企業が多くの物件を所有し、不透明な不動産取引が行われている実態も浮かび上がった。(大竹直樹)

アジア系が殺到

 羊蹄山を望む高台のスキー場へと続く「ひらふ坂」。冬には外国人客で埋まるという目抜き通りも、オフシーズンの今は閑散としていた。付近では、年内に開業予定のコンドミニアムの建設が進む。

 坂の中腹から高台にかけての通りが、路線価が前年比88・2%上昇した地点。バブル期の昭和63年に記録した過去最高の上昇率91・1%(JR横浜駅西口バスターミナル前通り)に匹敵する異常な高騰だ。

 「中国などアジア系の人にとってニセコに不動産を持つことはステータス。ホテルは分譲型が多く、部屋ごとに外国人が区分所有し、普段はホテルの一室として貸している」。地元の不動産関係者はこう語る。

 あるホテルの登記簿には中国・上海、シンガポールなどに居住する外国人の名が区分所有者欄に並ぶ。2008年のリーマンショックまでは雪質の良いスキーリゾートとして、オーストラリア人に人気で、豪州資本の参入が目立ったが、近年は売り手に回り、中国などアジア系資本が殺到している。

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