PR

ライフ ライフ

【話の肖像画】自民党副総裁・高村正彦(1) 憲法改正、実現可能な案を考える

Messenger

 ただ公明党が「2項削除は論外」というのに自民党が押し通せば、現実に衆参で3分の2以上の賛成が必要な国会発議ができず、国民の意思を問うこともできません。実現可能な望ましい案は何か。これを考えるのが政治家の仕事です。国民の9割は今の自衛隊を理解し支持していても、普通の軍隊になることを欲している人はそんなに多くはありません。

 〈党憲法改正推進本部の特別顧問として党の改憲条文素案をまとめ、今年3月の党大会で発表した。しかし、野党は国会で議論することさえ拒む〉

 憲法改正発議は国会のみに与えられた権能です。「安倍内閣が気に入らないからやらない」では、与えられた権能を自ら放棄している。審議を最初からせずに国民の意思決定を邪魔するのは、憲法の建前にも反しています。(聞き手 水内茂幸)

                   

【プロフィル】高村正彦

 こうむら・まさひこ 昭和17年3月15日、山口県周南市生まれ。中央大法学部を卒業後、弁護士として13年間活動した後、55年6月の衆院選で旧山口2区から自民党公認で出馬し、初当選。それ以降、小選挙区となった山口1区も含め連続12回当選を果たした。平成6年の村山富市内閣で経済企画庁長官として初入閣。外相、法相、防衛相を歴任した。12年に自民党の番町政策研究所(旧河本派)の会長に就任し、15年には党総裁選にも出馬した。24年に第2次安倍晋三内閣が誕生した際、党副総裁に就任。29年10月の衆院選に出馬しなかったが、副総裁職は続投した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ