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【揺らぐマネー変わる暮らし】識者に聞くキャッシュレス化の課題

マネーフォワード取締役の瀧俊雄氏
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 連載「揺らぐマネー」では、新たな決済手段の普及に伴い、教育現場や消費生活に生じている静かな変化を紹介した。私たちは新たな「お金」とどのように向き合えばいいのか。また生活にはどんな影響があるのか。金融教育やキャッシュレス化の課題について、識者に聞いた。(玉崎栄次)

「単純化して」教える

マネーフォワード取締役・瀧俊雄氏

 急速なキャッシュレス化にもかかわらず、子供たちには「お金」の知識が乏しい。この先、働いて所得を得るだけでなく、ローンを組むなどさまざまな方法でお金を得て人生を送っていかなければならないが、学校では十分な授業時間を確保できず、教員にも金融の専門知識は少ない。電子マネーなど決済手段が多様化する中で親世代のアドバイスは参考にしづらいのも実情だ。

 では、どう教えるのか。5歳児に、現金に見立てたおはじきを電子マネーをかたどった葉っぱと交換して“買い物ごっこ”をさせる授業を行ったことがある。おはじきをなくした子供は「形ある現金は紛失する」ということを知る。葉っぱが足りなければ「現金と電子マネーは同じ価値」であることを学ぶ。概念的な「お金」を単純な事柄に可視化し、経験させることで、子供でもキャッシュレスの基本を理解できる。

【プロフィル】瀧俊雄

 たき・としお 昭和56年、東京都生まれ。野村証券などを経て、平成24年に家計簿アプリを手がけるマネーフォワード設立に参画。金融庁の有識者会議メンバーなども務めた。

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