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【書評】『エヴェレストより高い山 登山をめぐる12の話』 なぜ人は冒険するか 自虐的ユーモア交えた語り口魅力

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【書評】
『エヴェレストより高い山 登山をめぐる12の話』 なぜ人は冒険するか 自虐的ユーモア交えた語り口魅力

『エヴェレストより高い山登山をめぐる12の話』ジョン・クラカワー著、森雄二訳(朝日文庫・880円+税) 『エヴェレストより高い山登山をめぐる12の話』ジョン・クラカワー著、森雄二訳(朝日文庫・880円+税)

 名作『空へ』『荒野へ』で知られるノンフィクション作家の処女作であるエッセー集が再刊。10メートルに満たない岩を登ることでヒマラヤの高峰を制する以上の名誉を得た男、アイス・クライミングの画期的な道具を発明した変人(あの大企業の経営者)、限界を超えて登山者を運ぶ飛行機野郎…。

 なぜ人は冒険をするのか。〈クライミングという概念が一般の人々に呼び起こすイメージは、しばしばサメや殺人バチと同類のものだ〉。理解しがたい行為に熱中する人々の心情を描く。自らも登山家であるがゆえの自虐的ユーモアを交えた語り口が魅力。(ジョン・クラカワー著、森雄二訳/朝日文庫・880円+税)

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