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次世代加速器「ILC」の応援組織が発足 日本誘致の機運盛り上げ目指す

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次世代加速器「ILC」の応援組織が発足 日本誘致の機運盛り上げ目指す

国際リニアコライダーの応援組織「ILC100人委員会」の発足記念式典=29日、東京都港区(伊藤壽一郎撮影) 国際リニアコライダーの応援組織「ILC100人委員会」の発足記念式典=29日、東京都港区(伊藤壽一郎撮影)

 建設が実現すれば日本初の世界的な研究施設となる次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」について国民的な誘致機運を高めようと、各界の有識者が応援団的な組織「ILC100人委員会」を立ち上げ、東京都内で29日、発足記念式典を開いた。

 ILCは、素粒子の一つのヒッグス粒子を大量に生産して性質を調べ、物質や宇宙の成り立ちを探る大型施設。日米欧が総額約5千億円の建設費を分担し、岩手・宮城両県にまたがる北上山地の地下に建設する構想を素粒子物理学の国際組織が進めている。

 だが、国民の関心が高まっていないため、増田寛也・元岩手県知事が発起人代表となって100人委員会を立ち上げた。賛同した委員は129人に達し、建築家の隈研吾氏、漫画家の弘兼憲史氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏ら幅広い分野のオピニオンリーダーが参加。それぞれの活動分野でILCの役割や意義などを発信していく。

 この日の式典には約100人が出席。増田氏は「人類の未来にさまざまな恩恵をもたらすILCの実現に向けて、今年は大変重要な年だ。日本誘致を国民がこぞって支持してくれる環境を作ろう」と呼びかけた。

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