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【原発最前線】「現行基準見直し」の声ない放射線審議会 福島の教訓を提示へ

福島第1原発事故後の放射線基準などについて議論した放射線審議会総会=6月22日、東京都港区
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 国の放射線審議会で行われている原発事故後に策定された食品などの放射線基準についての検証と議論が、基準は状況の変化に応じて見直すべきだとする「次の事故を見据えた『福島の教訓』の提示」を目指していることが、6月22日に行われた総会で明らかになった。現行基準の見直しは「現場の混乱を招く」(事務局の原子力規制庁)として踏み込まず、基準が現在は過度に安全寄りになっていることをデータなどで指摘するにとどめる見通しだ。(社会部編集委員 鵜野光博)

基準値超え「ほとんどない」

 6月22日の総会では、事務局が、事故直後の暫定規制値で放射性セシウムが一般食品で1キロ当たり500ベクレルに設定され、約1年後に100ベクレルに引き下げられた経緯などをまとめて報告。最近では基準値を超える食品は野生鳥獣の肉類、山菜など管理できないもの以外はほとんど見られず、食品中の放射性セシウムの検出濃度は時間とともに低下していることが説明された。

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