PR

ライフ ライフ

【福島第1原発】溶融核燃料採取は2号機から 東電検討、廃炉作業最難関

福島第1原発2号機の原子炉格納容器底部の様子を鮮明化した画像。底部や柱に溶融物が付着している(国際廃炉研究開発機構提供) 
Messenger

 平成23年3月の東日本大震災で炉心溶融事故が起きた東京電力福島第1原発1~3号機のうち、東電が溶融核燃料(デブリ)の取り出しに最初に着手するのは2号機とする方向で検討を進めていることが23日、関係者への取材で分かった。33年内のデブリ取り出し開始を目指している。取り出しの初号機が具体的に判明するのは初めて。

 事故時に原子炉の冷却ができなくなった1~3号機では核燃料が溶け落ち、原子炉格納容器内に散乱。金属製の燃料被覆管や格納容器のコンクリート材などと混ざり、強い放射線を出している。取り出しにはロボットアームなど遠隔操作の装置が必要で、廃炉作業の最大の難関となる。国と東電が策定した廃炉工程表「中長期ロードマップ」では、31年度に取り出しの初号機を決め方法を確定するとしている。

 東電はデブリ取り出しに向け、1~3号機の格納容器内部の調査を進めてきた。内部に水がたまっている3号機では昨年7月、水中ロボットによる調査でデブリの可能性が高い小石状や溶岩状の堆積物を初めて確認。2号機では今年1月、カメラ付きパイプを使って小石状のデブリを確認できた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ