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「体動かずびっくり」「婚約者と生活作り直す」 宇宙飛行士の金井宣茂さん帰国会見詳報

リハビリのメニューを終え、記者団に語る金井宣茂宇宙飛行士=15日午後、茨城県つくば市のJAXA筑波宇宙センター(酒巻俊介撮影)
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 国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を終え、一時帰国した宇宙飛行士の金井宣茂さん(41)が15日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター(茨城県)で会見し、「体が動かないことにびっくりした」などと帰還後の体調や心境を語った。主な一問一答は次の通り。

 --今の体調は

 「宇宙に上がったときには全然、宇宙酔いしなかったので、これなら帰ってくるときも余裕だなと、割となめてかかっていた。ところが帰ってきて、こんなに体が動かないものかと、三半規管を使わなかったことに伴う機能の一時的な喪失にびっくりした」

 --国内でのリハビリの状況は

 「リハビリのチームの皆さんと学生時代の部活動のようなノリで楽しくやらせていただいている。JAXAが蓄積した医学管理を身をもって体験している」

 --約5カ月半の初飛行はどうだったか

 「皆さんの支援でできたことで、ありがたい。自分なりに満足できないこともあったが、それを含め大きな経験をした。これを皆さんと共有し、次の日本の宇宙開発への一歩にしたい」

 --また行きたいか

 「もちろん、宇宙生活は苦しいことだけでなく楽しいことも多い。また行きたい気持ちはある。ただ同じ人が2回、3回と行くより、次の日本人飛行士を早く養成して、どんどんいろんな人が経験を積んだ方がいい」

 --やりたいことは

 「帰還直後に白いご飯とみそ汁を食べたいと話したところ、米国でJAXAの職員に食べさせていただいた。体調が戻ったら趣味の居合道をやりたい」

 --宇宙滞在中、一度も散髪しなかったのはなぜか

 「宇宙滞在日数の世界記録を持つロシア人が宇宙で散髪しなかったので、験担ぎした。滞在の途中で決めた。成田に着いてすぐ美容室に行き、格好よくしてくださいと頼んだ」

 --婚約者とは

 「ようやく戻ってみたら、彼女は1人で生活するリズムを築いていて、2人の生活を作り直す必要があると思った。これから大事だなと。飛行士の家族は大変な思いで支えていると思う」

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