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【ゆうゆうLife】専門家に聞くがんとお金 固定費減と公支援活用が鍵

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専門家に聞くがんとお金 固定費減と公支援活用が鍵

 貯金を再評価

 民間保険は多くの人がお金の確保先として目を向ける。かつては一度がんになると保険加入はほぼ不可能だったが、近年は入れる商品も増えている。保険料が高い、保障が限定的などの課題があるため「給付水準が掛け金(コスト)に見合っているかよく検討して」と黒田さんは助言する。

 条件を満たさないと給付金が出ない民間保険に対し、貯金は全額自分のお金。「もっと見直されていい」と黒田さん。「生活費の半年~1年分の貯金があれば、慌てて保険に頼らなくても、公的制度や支出削減などで生活を立て直せる人が多い」という。

 ただ公的制度は頻繁に改正があり、使い方も変化している。がんと暮らしを考える会理事長の賢見卓也看護師(42)は「医療とお金について教わる機会がないため、発病後に制度を一から勉強せざるを得ない人がほとんどで、これはおかしい。公的制度について患者に知らせる仕組みを充実させるべきだ」と話す。

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