産経ニュース

【ゆうゆうLife】専門家に聞くがんとお金 固定費減と公支援活用が鍵

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【ゆうゆうLife】
専門家に聞くがんとお金 固定費減と公支援活用が鍵

 制度洗い出し

 収入増には、仕事を安易に辞めずに家族の働き手を増やす-などに加え、公的な支援制度の徹底活用が鍵になる。使える制度の洗い出しが重要だが、「公的医療保険、雇用保険、年金、所得税など幾つもあり、適用を受けるには申請が必要。担当窓口もばらばらです」。

 大半のがん患者が利用する「高額療養費制度」は、支払う医療費が限度額を超えると払い戻される仕組みで、加入している公的医療保険の窓口が相談先。休職中の収入を補う「傷病手当金」は、基本的に会社員が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)、健康保険組合などの制度で自営業者は対象外。加入先によって利用できる制度が異なるので要注意だ。

 相談先が分からない場合は、受診中の病院や、全国400余りのがん診療連携拠点病院にある「がん相談支援センター」に尋ねるといい。相談支援センターは、その病院で治療を受けていなくても無料で利用できる。

 インターネットを使えるなら、医療者や社会保険労務士、黒田さんもメンバーのNPO法人「がんと暮らしを考える会」のウェブサイト「がん制度ドック」が便利。がんの種類など22項目を入力すると、使える可能性がある公的制度を検索でき、申請先や方法も表示される。年間約2万5千人が利用している。

続きを読む

このニュースの写真

  • 専門家に聞くがんとお金 固定費減と公支援活用が鍵

「ライフ」のランキング