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【教育動向】思っているよりも「給付型奨学金」利用は一般的?!

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私立大学の例2(立教大学、関西大学)

 立教大学は「自由の学府奨学金」が1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)以外の高等学校等出身者対象、「セントポール奨学金」が1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)の高等学校等出身者対象、の2種類の「予約型の給付奨学金制度」を実施しています。

関西大学「学の実化(がくのじつげ)」も関西圏外からの進学者と関西圏内からの進学者を分けた「入学前予約採用型給付奨学金」です。

家計基準のない給付型奨学金制度の例(神奈川大学、明治大学など)

 神奈川大学は、1933(昭和8)年度から「給費生試験」を実施しています。12月に実施されるこの試験に合格して入学すると、入学金・委託徴収金を除く初年度納入金を免除され、その上でさらに文系学部で年額100万円、理系学部で120万円(自宅外通学者にはさらに年額60万円プラス)の給付が4年間受けられるというものです。

 明治大学の「特別給費奨学金」は、「一般選抜入学試験」「全学部統一入学試験」および「大学入試センター試験利用入学試験」の合格者から成績優秀者に授業料相当分が原則4年間給付されます。申請の必要はなく成績順に選考され、合格通知とともに採用通知を受け取れます。

 平均的な年収の家庭でも、住宅ローンの返済があったり、子どもの数が多かったり、介護が必要な家族がいたり、家計状況は様々です。大学進学後に学費を滞納して中退を余儀なくされたり、返還が必要な奨学金を多く借りて卒業後に延滞してしまう可能性を考えれば、「予約型の給付奨学金制度」を利用して入学できる大学を選択し、4年間安心して学ぶ機会を確保するという考え方もあるのではないでしょうか。

【プロフィル】宮里惠子 ファイナンシャル・プランナー、消費生活アドバイザー。生命保険をはじめ、教育費関連や住宅ローンについて雑誌・新聞・Webで執筆。地域に根をはるFPを目指して、横浜市北部エリアで活動している。若い世代に対する消費者教育の必要性を強く感じている。

(提供:Benesse教育情報サイト

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