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登山家・野口健さんら マナスル山麓で植林事業

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登山家・野口健さんら マナスル山麓で植林事業

約10センチに育った苗を植林する野口健さん=5月17日、ネパール・サマ村 約10センチに育った苗を植林する野口健さん=5月17日、ネパール・サマ村

 中・長期的なテーマは、同国内で、同様の植林事業をいかに広げていけるか、だ。日本側の協力には人員、予算とも限界があり、最終的には、同国の住民自身による事業として引き継がねばならない。

 野口さんは、「植林の重要性や経済的なメリットについても住民の理解はかなり深まってきたと思う。今後は住民にノウハウを伝え、バトンタッチしてゆく。日本に縁がある地域で、植林文化という日本人が持つ『DNA』を伝えることができれば、こんなにうれしいことはない」と話している。

                   

 ■マナスルとサマ村 マナスルは、ネパールのヒマラヤ山脈にある標高8163メートル(世界8位)の山。昭和31(1956)年5月、日本隊によって初登頂された。サマ村は、マナスルのベースキャンプに最も近いネパールの村で、同山への登山基地。

                   

【プロフィル】野口健

 のぐち・けん 昭和48年、米ボストン生まれ。亜細亜大卒。25歳で7大陸最高峰最年少登頂の世界記録を達成(当時)。エベレスト・富士山の清掃登山、地球温暖化問題、戦没者遺骨収集など、幅広いジャンルで活躍している。

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