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登山家・野口健さんら マナスル山麓で植林事業

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 ネパールは全土の約25%を森林が占めているが、同村では近年、経済発展が著しい、隣接する中国・チベット自治区への建築資材用の輸出が増加したこともあって森林面積が急減。多雨が続くモンスーン期や、3年前のネパール大地震では、保水力を失った森林伐採地などで、土砂崩れの被害が相次いでいた。

 野口さんは、「ネパールでは植林の文化自体がなく、伐採した土地はそのままの形で残されてしまう。村の横には大きな氷河湖があり、もし土手が崩れれば、甚大な被害が出る可能性が高い。それを防ぐためにも早く植林を進めねばならなかった」と話す。

 問題は村が、富士山の標高(3776メートル)に近い高地にあること。協力を求めた日本の林業専門家もこうした高地での植林経験がなく、最初の2年間は慎重に土壌調査や苗木を育て、プロジェクト3年目の今年5月中旬、やっと初の植林作業にこぎ着けた。約10センチに育ったカラマツ、松、モミなどの苗約3千本を夏までに植え、来年以降、総計3万本を植林する計画だ。

 今後、ヤクによる食害防止の電気柵設置などにもコストがかさむと見込まれ、5年間の総予算は1800万円あまりに上る。複数の日本企業の環境基金などを活用し、野口さんや林業の専門家はボランティアで貢献するという。

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