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登山家・野口健さんら マナスル山麓で植林事業

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登山家・野口健さんら マナスル山麓で植林事業

約10センチに育った苗を植林する野口健さん=5月17日、ネパール・サマ村 約10センチに育った苗を植林する野口健さん=5月17日、ネパール・サマ村

 ■3500メートル超で初、土砂災害防止へ

 6月は環境月間。地球レベルでさまざまな環境問題に取り組んできた登山家の野口健さん(44)が、日本と縁が深いヒマラヤ・マナスルの山麓、ネパール・サマ村で、植林活動に取り組んでいる。同国では過度の伐採や山林火災などで毎年2%ずつ森林が減少、土砂崩れの被害も多い。3500メートル超の高地での植林はほとんど例がなく、野口さんは「同村で成功すれば、ネパール全土に広げてゆける」と意気込んでいる。(喜多由浩)

 マナスルは8千メートル超の高峰では唯一、日本隊が初登頂(昭和31年)した山。敗戦から10年あまり、快挙は日本人を勇気づけ、記念切手まで発行された。サマ村はマナスルのベースキャンプから最も近い村で、登山隊のポーターを務める住民も多い。

 野口さんは「日本人として縁が深い山と村に、日本人として貢献したい」としてプロジェクトを立ち上げ、自身が代表理事を務めるNPO法人「ピーク・エイド」が平成22年に、同村の寄宿舎制の小学校に新たな寮を建設した(児童数約50人)。27年からは、同団体と日本の専門家や、過去に同様の事業の経験を持つネパール人スタッフらとともに5年計画で植林活動に取り組んできた。

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