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【千葉・9歳女児殺害】腹部から混合DNA型 科捜研証言 渋谷被告裁判員裁判第5回公判

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【千葉・9歳女児殺害】
腹部から混合DNA型 科捜研証言 渋谷被告裁判員裁判第5回公判

渋谷恭正被告 渋谷恭正被告

 昨年3月、千葉県松戸市立六実(むつみ)第二小3年のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)、ベトナム国籍=をわいせつ目的で連れ去り、殺害したとして、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた元同小保護者会長、渋谷恭正被告(47)の裁判員裁判第5回公判が11日、千葉地裁(野原俊郎裁判長)で開かれ、科捜研の主任研究員がリンさんの遺体などから採取されたDNA型鑑定の結果について証言した。主な内容は次の通り。

 【腹部の試料鑑定】

 科捜研主任研究員 リンさんの遺体の腹部や下半身などから採取した試料でDNA型鑑定を行った。鑑定は、第三者のDNA型や、別の試料が誤って混入しないよう適切な方法を取った。鑑定の結果、遺体の腹部からリンさんと渋谷被告のDNA型が混合したDNA型が検出された。さらに腹部からは、唾液と血液が検出されている。だが、これらが誰のものかは分からない。また、被害者に手を触れただけではDNA型が検出されることはほとんどない。

 検察官 腹部の唾液は犯人がつけたものと考えられるか。

 科捜研主任研究員 その可能性はある。

 弁護士 例えば、話しているときに飛んだ唾からDNA型鑑定はできるのか。涙や汗からはどうか。

 科捜研主任研究員 飛沫(ひまつ)した唾は量が少ないので不可能ではないが、鑑定できるとは考えにくい。涙や汗にはDNAが入っている細胞が含まれていないので、できない。

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