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「故人思い重荷を下ろす時間を」 10日、増上寺で「自死者追悼法要」

通夜で気をつけること
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 自殺した家族や友人を、残された人たちに穏やかな気持ちで送り出してもらおう-。時の記念日にあたる10日、浄土宗の若手僧侶らが中心になって、「自死者追悼法要」が港区の増上寺で執り行われる。担当者は「時間と気持ちに余裕ができた今、改めて故人に思いをはせる時を過ごしてもらいたい」と話している。

 「大勢の前で穏やかな死に顔や大往生をたたえると、自死者の遺族など、そうではない死にざまに遭遇したことのある参列者が心を痛めてしまいます」

 5月16日に開かれた講習会で、遺族の自助グループ「リメンバー名古屋自死遺族の会」の女性会員の言葉に、若手僧侶らが耳を傾けた。

 今年で10回目となる法要「倶会一処~ともに生き、ともに祈る」は毎年6月に実施している。自殺の場合、周囲の好奇の目にさらされることへの心配などから、遺族が葬儀を出すことに負担を感じるケースが少なくない。中には自殺であることを伏せたまま葬儀を行うこともあり、改めて法要を行うことで、祈りを通じて故人と向き合う時間を持ってもらうのが狙いだ。

 遺族の現状やケアのあり方を学んでもらうため、事務局では毎年、法要を前に僧侶向けの講習会を開催している。この日も通夜や葬儀、法要の場で、僧侶などの宗教者に「言わないでほしいこと」「第三者の前で言ってほしいこと」が遺族の立場から紹介された。

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