産経ニュース

英語試行調査で8割「難しい」 正答率3%も 大学共通テスト

ライフ ライフ

記事詳細

更新


英語試行調査で8割「難しい」 正答率3%も 大学共通テスト

 大学入試センターは1日、センター試験に替わり平成32年度から始まる大学入学共通テストに向けた英語の試行調査の確定正答率を公表した。特にリスニングの出題で低正答率が目立ち、生徒へのアンケートでは「難しい」との声が8割に上った。センターは今後、難易度調整を検討する。

 共通テストの英語は35年度までは従来型のマークシート式試験と、「読む・聞く・書く・話す」の4技能を測るためにセンターが認定した民間検定試験を併存させ、36年度からは認定試験に全面移行する方針。試行調査はマーク式に対応し、全都道府県の158校の主に高校2年生6308人に対し、2~3月に実施した。

 複数の空所を補充させる問題では、同じ選択肢を何回でも選べる新形式が登場したが、リスニングの正答率は全体で最低の3・1%。当てはまる選択肢を全て選ばせる形式でも苦手傾向が浮かんだ。総じて使用語数が増えており、センターは「なじみのない形式の出題は特にリスニングの結果に影響した」と分析。筆記の難易度については妥当だったとしている。

 生徒アンケートでは、リスニングで「問題は難しいか」「試験時間は短いか」との質問に8割以上が「そう思う」「ややそう思う」と答えた。筆記は5~6割程度だった。

「ライフ」のランキング