おでこに御朱印ぺたん、子の成長願う 栃木・足利「ペタンコ祭り」
赤ちゃんの額に朱印を押して健やかな成長を願う「ペタンコ祭り」が1日、栃木県足利市田中町の浅間神社で開かれ、早朝から多くの親子連れでにぎわった。
昔、近くを流れる渡良瀬川の氾濫で疫病がはやった際、朱印で子供を守ったのが起源とされ、350年以上前から伝わる同神社の伝統行事。男児に押す朱印は桜の花、女児には富士山がデザインされている。
好天に恵まれ、参道には順番待ちの列ができた。次女、千夏ちゃん(1)を連れて参拝した同市の主婦、神山由香利さん(34)は「元気に育つことを願いました」と話した。