PR

ライフ ライフ

減らないカンピロ食中毒 その鶏肉、本当に「生食用」ですか?

鶏肉の外側だけを加熱し中は生の料理「鶏わさ」。カンピロバクター食中毒の原因として挙がることが多い(平沢裕子撮影)
Messenger

 カンピロバクターによる食中毒が頻発している。主な原因とみられるのが、刺し身やたたきなど生や加熱不十分で提供される鶏肉だ。実は飲食店に卸される鶏肉は、ほぼすべてが「加熱用」で、生食には適していない。厚生労働省は店に卸す鶏肉には「加熱用」表示を要請したが、目に見える効果があらわれないまま、食中毒の季節を迎える。

減らない

 カンピロバクターとは、鶏や牛、豚など家畜の腸管内に生息する細菌のことだ。特に鶏の腸管内にいる確率が高い。市販の鶏肉の6~8割から検出された、という調査結果もある。

 厚生労働省によると、平成29年のカンピロバクターによる食中毒の発生件数は320件。食中毒全体(1014件)の32%を占め、件数で最多だった。

 ちなみに同年、タレントの渡辺直美さんらの発症で話題になったサバなどに寄生する寄生虫、アニサキスによる食中毒は23%で2位。

 食中毒全体の発生件数は、この数年で減っているのに、カンピロバクターによる食中毒は横ばい状態が続いている。30年も34件(1~3月の速報値)で、29年の35件と変わらない。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ