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【話の肖像画】スポーツキャスター・女優 大林素子(3)大河ドラマでギャフンと言わせたい

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 どんな役でもいいんですよ。通行人でも死体でも構わないんです。大河に出るためにはどうしたらいいのか考え、実際にアプローチもしています。だけど「あの時代にそんな大きな女性はいない」とか「役がない」「バランスが」…とか。多分、断る理由はそれ以外にあるんですよ。「大林ってホントに芝居できるのか?」とかね。いつかギャフンと言わせたいと思うんです。

 “売れること”も、出られる手段の一つでしょうね。私は「バレーの大林」としての知名度はあっても、女優・タレントとしては、まだまだ売れていないと思っています。講演会で「私を知っている?」と問いかけても若い世代には知らない人も多い。そこは厳しいくらいシビアに自分を見ることができるんです。私の中の基準で売れている人というのは、芝居ならば、大河や朝ドラ、ブロードウェーもののミュージカルなどに出ている人ですよ。

 私は五輪の金メダルのように、1位以外は認めたくありませんから、最終的に「勝ち」にたどりつけるよう、ストイック(禁欲的)に目標に向けて必死に努力を続けるしかない。そこはバレーの現役時代と変わっていません。オファーがなければ、自分から売り込みの手紙を書く。小さな舞台で経験を積んでゆく。ボイストレーニングや殺陣、タップなどの技術を身につける。それが私のアプローチのやり方です。

 ただね、“売れること”は、やりたいことを実現する手段であって、それ自体を願ったことは一回もありません。私は大きな意味で、クリエーティブな表現、お芝居、演劇をしたい。それがテレビドラマでも舞台でもいいけど、今のところ舞台の方がチャンスがある。たとえ“キワモノ枠”であっても。(聞き手 喜多由浩)

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