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太陽系外から移住? 3年前発見の小惑星

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太陽系外から移住? 3年前発見の小惑星

米アリゾナ州に設置された大双眼望遠鏡が捉えた小惑星「2015BZ509」(黄色の円内、同望遠鏡の観測所提供・共同) 米アリゾナ州に設置された大双眼望遠鏡が捉えた小惑星「2015BZ509」(黄色の円内、同望遠鏡の観測所提供・共同)

 2015年に発見された木星に近い軌道上にある小惑星は、太陽系が誕生して間もない45億年前ごろ、太陽系外から飛来して捕獲された可能性があるとの研究結果を、フランスなどの研究チームが21日、英王立天文学会誌に発表した。

 太陽系外から飛んでくる「恒星間天体」を巡っては昨年、ハワイ大などのチームが初めてとなる小惑星「オウムアムア」を発見して話題になった。オウムアムアは通過するだけだったが、こちらははるかに前に来てとどまっていることになる。太陽系の起源を解く鍵になることも期待される。

 小惑星は15年に発見された「2015BZ509」。木星に近い軌道だが、反対回りで太陽の周りを回っている。チームは、このような軌道を描くようになった理由を調べるため、100万通りの筋書きを用意してコンピューターで模擬実験した。この結果、この天体は太陽系の誕生直後には、既に現在の軌道に近いところにあったとみられるが、太陽系と同時にできたとは考えにくく、外部から来たと結論づけた。(共同)

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