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「ヌード」展で改めて考えた 「裸」はどこまで芸術か…時代に揺れる“境界”

「ヌード」展に展示されているオーギュスト・ロダンの「接吻」。エロチック過ぎると公開にあたり物議を醸すことも多かったという。1901~04年=横浜美術館
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 横浜美術館(横浜市)で企画展「ヌード NUDE-英国テート・コレクションより」が開催中だ。古今東西、芸術家にとって永遠のテーマである「ヌード」について、今一度考えてみた。

永遠のテーマ

 この「ヌード」展は、西洋近現代美術における裸体表現の変遷を、英国の国立美術館管理団体であるテートの所蔵品でたどる。

 4月1日付産経新聞朝刊で同展を紹介した際に掲載した展示作品の写真が、日曜日の朝刊にふさわしくない、というご意見を1件、いただいた。

 掲載したのは、近代彫刻の父、ロダン(1840~1917年)の彫刻「接吻」、レイトン(1830~1896年)「プシュケの水浴」、ミレイ(1829~1896年)「ナイト・エラント(遍歴の騎士)」、マチス(1869~1954年)「布をまとう裸婦」、ターナー(1775~1851年)のスケッチ「ベッドに横たわるスイス人の裸の少女とその相手」-の5作品の写真。19世紀から20世紀初頭の、いずれも近代美術史に名を刻んだ巨匠たちの作品だ。

 ヌードの作品の写真を新聞に載せたのは、それが「芸術」だからに他ならない。古代ギリシャ以降、ヌードは芸術家にとって不朽のテーマであり続けた。

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