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【くらしナビ】アミノ酸「ロイシン」 高齢者の筋力アップに一役

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アミノ酸「ロイシン」 高齢者の筋力アップに一役

 日本は世界有数の長寿国だが、「平均寿命」と日常生活を不自由なく送れる「健康寿命」の年齢差は大きく、寿命の最後の約10年は介護などに頼る状態で生きている。高齢者が骨や筋肉の衰えからロコモティブシンドローム(運動器症候群=ロコモ)に陥らないよう、食生活改善や運動での筋力アップが求められている。

 厚生労働省によると、平成28年の健康寿命推計値は、男性72・14歳、女性74・79歳だったが、同年の平均寿命(男性80・98歳、女性87・14歳)の間に男性は8・84歳、女性は12・35歳の差があり、医療や介護が必要な「不健康な期間」となる可能性がある。医療費削減などのためにも、この差を縮めることが国民的な課題といえる。

 「年齢を重ねるにつれて徐々に筋肉を作る力は衰えてくるため、筋肉量を維持するのはだんだん難しくなってきます」

 こう指摘するのは、味の素アミノサイエンス事業本部の梶原賢太さん。

 「筋肉を構成するタンパク質は合成と分解を繰り返します。加齢で食事量が減ると、タンパク質の摂取量も減って分解が合成を上回り、筋肉が減るのです」と解説する。衰えを食い止めるには、適切な食事や運動によって筋肉を作り、維持することが大切だ。

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