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【ときを紡ぐ絵本 親子とともに】『ゆかいな さんぽ』子供のけんか(上)彫刻家、民俗学者の土方久功さん著

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 ときに、大人の「いいかげんにしなさい」の一言に、けんかをした友達との妙な仲間意識を感じたものです。そして、その繰り返しのなかで、子供は他者とともに自分を知っていくのです。弱い者いじめでない限り、大人がそっと見守ることが必要な子供のけんかがあります。物語の最後に描かれたぶた君の表情からは、「それでも、ぼくたちの方がうまいに決まってる!」という声が聞こえてきそうです。

 50年以上前に、彫刻家で民俗学者だった土方さんが65歳のときに描いたこの絵本からは、作者の子供に対する深い理解と信頼が読み取れるのです。(国立音楽大教授 林浩子)=次回は6月1日掲載予定

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