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繰り返される給食牛乳の異臭問題 「場所・時期で味違う」理解進まず

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 給食牛乳の異味異臭問題はたいていの場合、調べても異常が見つからない。例えば26年5月には千葉県の児童生徒から「牛乳の味がおかしい」との声が相次いだうえ、1200人超が腹痛を、約300人が下痢を訴えるなどの事態となったが、安全検査では異常が見つからなかった。ちょうどそのひと月前、神奈川県や東京都内の小中学校でも「味が違う」「にがい」などの訴えがあったが、これも同様だった。

 ◆子供は風味に敏感?

 「子供は大人より暗示にかかりやすく、集団パニックが起こりやすい」と指摘するのは、精神科医の勝田吉彰・関西福祉大学教授だ。誰かが「おかしい」と言い出せば、それが“伝染”する子供たちの特性が、給食牛乳の異味異臭問題の根底にはある、とする考え方だ。

 新宿区などに牛乳を納めていた明治は、ホームページで「調査の結果、商品の安全性に問題はなかった」との見解を掲載した際、「一般的にお子さまは風味に敏感と言われており、特定の地域で生産された生乳の風味を、通常と異なると感じられた」などと分析した。牛乳は、産地によって味が異なる。子供たちは、そこに敏感に反応するという説明だ。

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