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iPSで心不全治療、厚労省が臨床研究を了承 大阪大が世界初、今年度中にも心筋移植

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iPSで心不全治療、厚労省が臨床研究を了承 大阪大が世界初、今年度中にも心筋移植

 心筋シートは血管の形成を促進する特殊なタンパク質を分泌。これにより血流が回復し、傷んだ心筋を再生させる。シートは自然に拍動し、心臓の拍動を強める働きもあるという。

 移植から1年間、経過を観察して治療の有効姓を確認するほか、細胞ががん化していないかなど安全性も確かめる。

 チームは患者自身の太ももから筋肉の細胞を採取してシートを作り、心臓に移植する治療法を研究してきたが、心筋とは異なる種類の筋肉のため、重症患者ではうまく機能しなかった。

 心不全は息切れやむくみが起こり、徐々に悪化する病気。根本治療には心臓移植が必要だが、提供者は不足している。国内患者数は100万人を超えており、32年に120万人に達すると予測されている。

 チームは今年3月、大阪大の学内審査で臨床研究が了承され、同省に申請。先月の審査で、がん化リスクのデータなどを追加提出するよう求められていた。

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