産経ニュース

【平成30年史 デジタルが変えた文化(6)】ファッション(下)憧れより自分らしく楽しむ

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【平成30年史 デジタルが変えた文化(6)】
ファッション(下)憧れより自分らしく楽しむ

インスタグラムの国内月間アクティブアカウント数 インスタグラムの国内月間アクティブアカウント数

 インスタグラムやツイッター、フェイスブックのようなSNSの利用者は増え続けている。企業もインフルエンサーの影響力を無視できなくなっている。

 広告プロデュース事業を手掛ける「3ミニッツ」は、独自ブランド「エイミーイストワール」で、23万人のフォロワーを持つインスタグラマー「MANAMI」をクリエイティブディレクターに起用。平成28年7月に行った会員向けの先行販売では、1時間で約2千万円を売り上げ、アパレル関係者を驚かせた。

 かつて、最新のトレンドを知ることができるのは、高級ブランドのショーに招待されるような業界関係者や編集者ら一握りの人たちだけだった。しかし、企業にとってもSNS戦略が大きな意味を持つようになった今はちがう。ショーにはインフルエンサーも招待され、コレクションの情報はすぐにインターネットを通じて配信される。一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構の国際ディレクター、信田阿芸子(47)は、「感度が高い人は、いくらでも情報を取ることができる」と話す。

                 ■ ■ ■

 デジタル技術は、情報発信だけでなく、生産現場も大きく変えている。

 経済産業省の報告書によると、3年に約20億点だったアパレルの国内供給量は23年には40億点を超えた。

 原因の一つが、「ユニクロ」や「H&M」(スウェーデン)などファストファッションの台頭だ。生産から小売りまでを一貫して行うSPA(製造小売り)により、トレンドを製品に反映させ、安価で良質な商品を素早く販売する。

続きを読む

関連ニュース

「ライフ」のランキング